›7 20, 2007

ご無沙汰してます

  半年以上も更新していない。私生活上、色々な出来事はあったけれども、公表するようなことはない。更新しない一番の問題は詩的な気分になれないということだった。ぼくの文章は詩的という訳ではないけれども、ほとんどが詩的な気分で書かれている。詩的な気分になるには孤独が必要だ。ぼくはそれほど孤独ではなかったし、今でも孤独ではない。孤独というとルソーを思い出す。ルソーを思い出すと、デリダを思い出す。最近、デリダの『法の力』を読もうと思い、入門書を読んでいた。周知の通りデリダはルソーのエクリチュールの軽視を問題にする。そこで、ぼくは少し思った。われわれ日本人には西洋人と違い、書かれたものに対する軽視はないの ではないか。状況はむしろ逆で『西遊記』で三蔵法師がお経を天竺まで求めたように、わざわざ命を懸けてまで渇望し重視するものなのではないか。天竺にある経典には、われわれを苦悩から救ってくれるあらゆる知識が書き込まれている。われわれはあるいはそれを読むだけで、唱えるだけで救われるだろう。  ところで、今、この文章を昨日発売されたWILLCOMの新しいスマートフォンで書いている。非常に秀逸な機械だ。パソコン並とはいかないけれど、かなりストレスなく文章を書くことができる。ケータイでこれだけの長さの文章を書くのは不可能に近い。この機械にはキーボードが付いているので、これからぼくのよき日記帳になってくれるだろう。  という訳で、これからなるべく更新します。
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